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いつもご覧頂きありがとうございます!
◎今回は全塗装工事案件のコーキング作業になります‼️
写真は数カ所の外壁→コーキング剥がし作業を上下で掲載しています。この作業後に、新たなコーキングをして行きます。
※画像が観覧端末により上下左右で異なる場合がございます。ご了承ください。
《施工内容》
外壁、屋根の全塗装工事
工程③コーキング(剥がし)作業
前週より全塗装案件の工事が始まりました‼️
前回のブログでは『高圧洗浄』を中心に紹介しまし、それに合わせ素地調整と板金補修も行いました。
素地調整とは、塗装工事にあたって塗装する素材の粉化物、ゴミ等の不純物を除去する清掃作業工程の事で
、高圧洗浄時に合わせて行っています。
塗装前に素地の調整を怠こたると、塗膜の剥離や仕上がりの不具合の原因になります。
板金補修とは屋根塗装作業に入る前に板金の状態を確認して行います。屋根板金を止めている釘が浮いている状態があれば、釘打ち込みとコーキング作業を棟板金が強風で飛んだり、雨漏りしないようにする為に行います。
更に、屋根板金は3つの種類と役割があります。
①棟(むね)板金
棟板金はスレートや金属屋根の頂点に設置されている板金で、瓦屋根のお家には設置されてない事がほとんどです(代わりに棟瓦)。下から屋根材を葺いた後に雨水が中に入らないように被せていきます。棟板金の内部には貫板(ぬきいた)という板が入っており、屋根材をおさえています。交換の際には水に強い樹脂製の貫板もおすすめです。
②谷樋(たにとい)板金
谷樋板金は瓦屋根の場合も設置されている板金で、屋根に振った雨や雪を下に流すため役割があります。
③水切り(みずきり)
屋根の軒先や壁際に設置する板金で軒先や壁際にこの水切り板金を付けることで、隙間からの水の侵入を防ぎます。※雨押え板金とも言います。
これ以上細かい説明をすると終わらないので、今度の機会に特集します。
今回のブログではコーキング作業を中心に紹介します。
ちなみにコーキングとは、弾性に富んだ樹脂系の目地充填剤のことです。
サイディングボード、ALCパネルなどの外壁材は非常に堅く、隙間を作らずに貼りつけると気温変化などで起こる膨張で外壁材が衝突し、破損してしまいます。そこで、一定の隙間(目地)を置いて壁面にコーキングを注入することで防水性と耐久性の高い外壁ができます。コーキングの役割は弾力性で外壁材の膨張を吸収し破損を防ぐことで長寿命化と外壁の耐久性を高める為に不可欠な緩衝剤といえます。
ただ、コーキング自体も、風雨、太陽光などの自然負荷により経年劣化します。劣化が進むとひび割れや剥離などが発生し、緩衝剤の役割を果たせなくなります。そのためにも、コーキングの劣化具合は定期的に確認する事が大切でメンテナンスが重要です。
コーキング補修の基本的に次の工程により行われます。
・カッターで切れ目を入れる、剥がす
劣化したコーキングにカッターで切れ目を入れ、ペンチなどで引っ張って目地から剥がします。その後、剥がし残ったコーキングをカッターで完全に削ぎ落とします。
・ボード・パネルの両端にマスキングテープを貼る
コーキングは目地にしっかりと注入する必要がありますが注入し過ぎると目地から溢れだし、目地の外縁までコーキングが付着。すると、コーキングの弾性が拡散し、緩衝剤としての機能が低下し、コーキング自体が断裂する場合も出てきます。そのため、コーキング注入前に目地の両端にマスキングテープ(養生テープ)を貼り、目地から溢れ出たコーキングが外壁材に付着しないようにします。
・接着剤を塗布する
目地にコーキングを直接注入すると、乾燥後にコーキングが剥がれてしまう可能性があります。目地とコーキングは接着力が弱くこの接着力不足を補う為に、目地にはプライマーなどの外壁塗装の下塗り塗料を接着剤として塗布し、その上からコーキングを注入する必要があります。
・コーキングを注入する
コーキングは注入すると目地に吸い込まれるのではなく、目地の上に盛っただけの状態になります。このため、コーキングを注入した後はこれを目地に押し込む作業をおこないます。押し込み作業は「バッカー」と呼ばれる専用のヘラで行います。
・マスキングテープを剥がしてコーキング材補修完了
マスキングテープは、コーキングの乾燥状況を見極めながらタイミングよく剥がします。タイミングが遅れると、マスキングテープが目地両端の外壁材部分に強力接着し、テープ剥がしに時間がかかる上に、剥がす時に外壁材を損傷する可能性があるからです。
この様に、全塗装工事は塗装までに多数の工程があります。
工程①足場組み立ては工事の根幹。
工程②の高圧洗浄(素地調整、板金補修も合わせ実行)作業は塗装の仕上がりを左右します。
③コーキング(剥がし)作業にて塗装前の準備は
あとひとつの工程になり塗装に移ります。
ここまでの作業は塗装の仕方上がりの品質に重要な作業です。本当に職人技が不可欠な作業だらけです笑
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ここまでご覧頂き、ありがとうございます‼️
次回ブログもお楽しみに‼️